人工芝うんちく

安い人工芝・高い人口芝

人工芝と一口に言っても、当然のことながら、
その品質が全て同じということはありません。

市販品の中には、
30cm四方のサイズで100円で売られているものもあれば、
同面積あたりの価格が1000円程度になるものまで様々です。

どういった点に違いがあるのでしょうか。

人工芝


1.リアル感

安い人工芝と高い人口芝の最大の違いのひとつは、
リアル感です。

安い人工芝は非常に不自然なものが多いです。

たとえば、

  • 妙に芝がテカっている
  • 芝葉の長さが短く、一定である
  • 芝葉が緑一色である

という感じで、見てすぐに人口芝だとわかります。

リアル人工芝と言われる人工芝は、
いわゆる高い人口芝になるわけですが、
これには天然芝に雰囲気を近づけるための工夫があります。

まず、葉の形状などに工夫がされています。

自然界には紙のようにまっすぐな草はなく、
微妙な反り具合があるものですが、
激安人工芝はまっすぐな芝葉が多く、
少し頑張ってV字にしている程度の芝が多いです。

当店のエクスターフでは、
外観と耐久性に優れるU字に加工しています。


芝葉の長さも30mm~40mmと長く
自然にいろんな向きを持っているのがリアル人工芝。

芝が長いほどクッション性も良くなりますし、
見た目もきれいで、芝生面に流れが生まれます。

当然、芝生が長いほど高級になりますし、
さらに言えば芝の密度は品質や耐久性に直結します。

安い人工芝はこの点が適当なので、
すぐに下地が見えてきます。


また、芝葉の色も三色以上となっています。

芝は、濃い緑色の芝、黄緑色の芝、茶色の芝、
黄色の枯れた芝など、
色合いを考えて配合していきますが、
好みの色やバランスを出しつつリアル感を出すためには、
専門的な配色の感覚が必要となります。

100円均一でも三色配合の芝タイルが
売られていることもありますが、
不自然さが残り、また美しい芝とは言いがたいものです。


2.耐久性

安い人工芝は、耐久性に難があります。
高い人口芝は、耐久性がしっかりした商品と言えます。

素材はポリエチレンが使われていることが多いと思いますが、
高い人口芝ほど良いコーティング剤を使用しているため、
防臭・防カビ・防腐効果があり、
色落ちや腐食に強くなっています。

当店のエクスターフは、さらに防虫効果も備えているため、
ペットの住まいに利用しても害虫をつけることがありません。

また、構造上も上記のように
V字やU字になっている人工芝は耐久性が高くなります。

紙を折って立ててみれば、
しっかり形が保てる形状が何か一目瞭然です。

さらに、芝葉の数もポイントになります。
当然、多い方が支える力が強く、
負荷は分散するため耐久性が高いです。

エクスターフは1m四方に2万本近い芝葉を織り込んでおり、
これは一般的な高級人工芝商品の30%以上多く、
普通の人工芝の2~3倍程度の高密度で
耐久性に優れた商品となっています。

安い人工芝は1年も持たないうちに
品質の劣化が目立ちますから、
動かないものの敷物には良いですが、
庭やベランダには向きません。

人工芝のある家


3.排水性

安い人工芝は、排水性に難があります。

水はけが悪く、そのために芝を傷めてしまったり、
また腐ったような臭いが出やすくなっています。

これは排水用の穴が適切に準備されていなかったり、
芝葉がもろいためにそれが詰まって目詰まりを起こすからです。

また、芝葉を織り込んでいる布部分の浸透性が弱く、
水が適切に流れていかなくなっています。

高い人口芝ほど、排水性が高くなっており、
外観を悪くしたり悪臭を放つような
トラブルが起こりにくくなっています。

濡れた人工芝は滑りやすくなるため、
お子さんが遊んだりする場には危険で不適切です。

リゾートホテルなどでプールサイドに使われている人工芝は、
クッション性の高さと共に
排水性の高い人工芝が使われています。

これは景観を美しくしたり、
タイルが日光で熱くなるのを防ぎつつ、
濡れた足で人工芝の上を歩いても
安全性が保たれるように考えられています。


まとめ

100円均一やホームセンターの激安人工芝は、
こういった点を意図的に無視して低価格に作った人工芝です。

人工芝なら何でもよいという人にはとても良い商品ですが、
人工芝に機能性を求める人であれば、
初期のコストはかかったとしても、高い人工芝が良いでしょう。


当店のエクスターフは高品質・高耐久・低コストの自信作です!


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