人工芝うんちく
人工芝と天然芝の見分け方
人工芝と天然芝の見分け方についてご存知でしょうか。
最近は見分けるのが難しくなってきていますが、
これを知っていると何かの折に使えるかもしれません。
◆「季節の変化」で見分ける
一番簡単なのは、「冬を待つ」。これに尽きます。
冬になれば天然芝は、枯れていきます。
色は褪せて、芝葉は倒れ、徐々に土表面も目立ちます。
人工芝は当然、冬でも青々としています。
季節に応じて変化があるのが風流で良いか、
それとも年中変わらない美しさを好むか、
このあたりは好みの世界で優劣は無いと思います。
◆「テカリ」で見分ける
さて、では夏場はどのようにして見分けるでしょうか。
ひとつのポイントが「テカリ」です。
まぶしい芝生を見たことがある人はいないでしょう。
天然の芝生は、それほど反射光が強くありません。
よく知られている通り、植物は光合成をしています。
そのため、光を多少吸い込む必要があり、
それに適した葉の作りをしているのです。
対する人口芝は、安いものほどテカリます。
コーティング剤や芝葉の材質によって、
まぶしい芝生ができることもあります。
日光で色褪せたり、痛むことのある人工芝は、
太陽光を「防ぐ」発想なので、反射が強いです。
ですから、あまりにテカっている芝を見たら、
人工芝だと区別することができます。
それでも、リアル人工芝には、
芝葉の色合いや光の反射に関しても、
自然のものに近い仕上がりを目指しており、
非常に自然なものも増えてきています。
◆「虫の有無」で見分ける
また、天然芝には虫が多くなりますが、
人工芝には虫があまり寄ってきません。
当店のエクスターフのように、防虫加工済みなら、
さらに害虫などは少なくなることでしょう。
昆虫との触れ合うにはさびしいかもですが、
害虫が増えるのは建物管理や健康管理上は、
リスクしかありませんので、
防虫効果があることは人工芝ならではのメリットです。
◆「香り」「触感」でも見分けられる
品質の高いリアル人工芝の登場により、
天然芝と人工芝を見分ける上では、
視覚だけでは難しくなってきました。
当然人工芝には天然芝の香りはありませんし、
触ってみれば違いは明らかです。
そういう意味ではまだまだ改良の余地はあります。
しかし芝に香りや芝の触り心地を求める人は少ないです。
大事なのは、外観の「美しさ」であり、
また踏みしめたときの「柔らかさ」なのです。
「芝草そのもの」を求めている人はほぼいません。
ですから、芝に求められる機能という面では、
天然芝と人工芝には差はもう無くなってきており、
むしろ機能を重視するなら、
人工芝の方が優秀でカスタマイズもしやすく、
その差は今後開いていくことが予想されます。
高品質の人工芝をお求めの方は、
是非当店のエクスターフをご利用ください。
サンプル希望の方も、
お問い合わせフォームからその旨いただければ、
対応しておりますので、お気軽にお申し付けください。
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